【アシガール】の感想とあらすじ。時代も身分も飛び越える女子高生。読めば元気になれる爽快恋愛ストーリー

目次

1【アシガール】作品紹介

物語のジャンル的にはタイムスリップ物です。

設定自体は十分ありがちな10代の主人公が戦国時代にタイムスリップすると言うもの。

存分に使い古された設定でもこの漫画に引き込まれるのは、やはり展開のスピード感と主人公のキャラが立っていて感情移入してしまうところでしょうね。
主人公の女子にすっかり取り込まれてしまいます。

主人公は平成生まれでなんとなく日々にやる気のない女子高生の速川唯(はやかわゆい)ちゃん。
陸上でめっぽう足が速いという以外に特に取り得がない平均的な女子なのでした。

森本梢子「アシガール1巻より」

唯には唯と真逆のタイプで天才的な発明家の弟の尊(たける)がいます。
尊はある日脇差し(小刀)型のタイムマシンを発明するのですが、唯は尊の説明もままならぬ間にタイムマシンを勝手に起動してしまい戦国時代にタイムスリップしてしまいます。

森本梢子「アシガール1巻より」

タイムスリップした先は戦国時代の黒羽城の城主「羽木忠高」の足軽兵達の一行が帰還する途中の真っただ中。
何だかんだで足軽として男に紛争し、唯は男に扮装し「唯乃助」と名乗って紛れ込むことに成功します。
黒羽城へ到着目前で、唯は正体がばれるのを恐れて逃げ出そうとしたその時、偶然にも城主羽木忠高の嫡男「羽木九八郎忠清」にバッタリ出会います。

森本梢子「アシガール1巻より」

唯は忠清の超イケメンのルックスに一発で心を奪われてしまいます。
どうしても忠清に会いたい唯は正式に足軽として使ってもらい忠清を守りたい一心で黒羽城へと向かいますがあっさり追い返されます。

そして時は気が付けばタイムマシンが起動する満月の夜。
一度現代に戻った唯は黒羽城の羽木家が戦国時代に滅んでしまう事実を知り、再び忠清を守るべく戦国時代に戻る決心をします。

森本梢子「アシガール1巻より」

おバカだけど足がめっぽう速くて一途な女子高生唯の活躍は目が離せない展開を生み出します。
尊がドラえもんばりに発明するアイテムもなかなか面白いです。

忠清様初登場シーン
森本梢子「アシガール1巻より」忠清様初登場シーン

 

さぁ、唯は忠清を、黒羽城を守ることが出来るのでしょうか?
忠清への想いは通じるのでしょうか?

コミックスでは第1部が12巻まで、第2部は現在連載中です。

 

2【アシガール】のデータ

作者【森本梢子】

出版社 【集英社】

掲載誌 【Cocohana】

連載期間【2011年~】

コミック(執筆時点)【14巻・継続中】

 

 

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Posted by Windy