【デビルマン】の感想とあらすじ、異色のヒーローの歴史はここから始まった。

漫画の歴史を語る上ではいくつか避けてはならない作品があると思うのですが、

「デビルマン」は間違いなくその一つです。

 

1.作品紹介

主人公「不動明」は気が弱く争いごとの苦手な高校生でした。
父親の転勤で家族は海外に引っ越しし、明は牧村家にお世話になっていたのでした。

ある日、牧村家の長女美樹と一緒に帰っているところを、不良たちに絡まれてしまいます。
困っているところに明の友人「飛鳥了」が現れ、猟銃で不良たちを追い払い、明と美樹を助けます。

そして明に用があると告げ、車で自宅へ連れて行くのです。(了は無免許運転ですよね)
了の言う用事とは、了の父が残したとても恐ろしい「悪魔」の儀式のことでした。

「儀式」は「悪魔」と合体することを目的としたものだったのです。
かつて人類が現れる前に地球を支配していたのは「悪魔」すなわち「デーモン一族」だったのです。

「デーモン一族」は氷河期で一旦姿を消しますが、了の父は「デーモン」が長い眠りから覚めて「人類」から地球を取り戻すべく「人類」を滅ぼさんとしていることを知るのです。

了はデーモン一族の企みを阻止すべく、父の残した情報から「デーモン」と合体して「悪魔」の体と能力を奪い取ろうとしていたのです。

そして、明にもそれを実行させようと仲間に引き入れたのでした。

 

結果、明は「デーモン一族」の勇者「アモン」と合体し体を乗取ることで「悪魔」の力を手に入れます。
そしてここから壮絶な「デーモン一族」との戦いが幕を開けるのです。

これまでのヒーロー漫画とは大きく様相を変えた「デビルマン」。
この頃は漫画が実験的にいろんな事を試していた時期のような気がします。

PTAから批判されて上等!的にギャグ漫画から、お色気漫画、ヒーロー漫画、ロボット漫画、バイオレンス漫画と量産していた「永井豪」先生には当時とても楽しませてもらいました。

「ダイナミックプロ」を作りプロダクション製作も珍しいものでした。
「永井豪とダイナミックプロ」と扉絵に書かれていたのが子供ながら意味もなくカッコいいと思ってました(笑)

話しがそれてしまいましたが、「デビルマン」は「少年マガジン」の連載が終了した後も終わる事なく別の作品や新たな作品として続いています。

それにしても驚くべきはこの作品は5巻で完結しているのです。
最近の漫画だと何十巻と延々続くのに比べて重厚で深く早いテンポで描かれており圧倒されます。

必然的に何度も読み返してみたくなるのです。
40年以上経っても根強く人気を維持し続けるデビルマン。

まだ読んだ事が無いですか?これは読まねば!ですよ。

 

 

 

2.「デビルマン」のデータ

作者【永井豪】

出版社  【講談社】

掲載誌【週刊少年マガジン】

連載期間【1972年~1973年】

 

漫画書評

Posted by Windy