【いぬやしき】の感想とあらすじ、想像を絶する展開に呼吸も忘れるゾッ!

不思議なタイトルの「いぬやしき」。
何だろうと思った時点でもう嵌められてますね。
作者は【GANTZ】のヒットでも知られている奥浩哉先生です。

コミックスは全10巻です。時間を持て余す休日や深夜にさくっと読めるボリュームです。
読んでみると一気に奥ワールドに魅了され、続きを読まずにいられなくなります。

 

目次

1.作品紹介

タイトルの【いぬやしき】は主人公の名前でした。
主人公の名前は犬屋敷壱郎(いぬやしき いちろう)
物語はサラリーマン一家が新居へ引っ越すところから始まります。

主人公の犬屋敷壱郎は御歳58歳。
58歳にしては見た目が老人っぽく、奥さんからは空気のようにあしらわれ、思春期真っただ中の子供達からも邪険に扱われ、世間に言いたいことが有っても、結果を想像してしてグッと堪えてホビット族のように生きてきました。

挙げ句の果てに健康診断の再検査の結果、ガンの宣告。(涙)
余命も幾ばくと無く、飼い犬のはな子だけが唯一の心の友という定年前の悲しいサラリーマンの主人公犬屋敷壱郎。

これ以上の悲しい人生はあるでしょうか?

しかし、奥浩哉さんの漫画です。そんな単なる人生の悲哀物語なワケはありません。

ある日家族の冷たい態度に寂しい想いをしつつ飼い犬の花子を連れての夜の散歩に出ます。
自分の存在って何だろう、居なくなったら涙を流してくれるだろうか・・
その散歩先で思わぬ事件に巻き込まれます。

 

散歩中、夜空に閃光が走った次の瞬間上空から光の塊が落ちてきて、気を失ってしまいます。
朝になり、眼が覚めるとこれまで不調だった身体のあちこちがなぜかスッキリ。

家に帰ってどこか違和感のある自分の身体を確認すると・・なんと!?

 

ここからもう、あり得ない展開で、あっという間に全部読み終わってました。

全10巻なので、サクッと面白い漫画を読みたい人にうってつけです。

まだの方は是非読んでみてくださいね。

 

2.「いぬやしき」のデータ

 作者【奥浩哉】
 出版社【講談社】
 掲載誌【イブニング】

漫画書評

Posted by Windy