【SPY×FAMILY】の感想とあらすじ。スパイ+殺し屋+エスパーの疑似家族物語。
任務で必要になって急ごしらえの家族が巻き起こすコミカルアクション漫画です。
「少年ジャンプ+」での連載以降人気を博し「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」で1位、マンガ大賞2020」で2位、第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で大賞を受賞するなど文句なしの面白さです。
2022年にはアニメ化されるなど読んでみると分かりますが選んで間違いなしの作品です!
目次
1【SPY×FAMILY】作品紹介
この作品は、とある西国所属の凄腕スパイである主人公がミッションの為に作った偽りの家族とスピード感あるアクションコメディ漫画です。
偽りの家族として父役、母役、娘役、ペットが登場しますが、実はそれぞれお互いに秘密の素性を持っています。
父親役は主人公である「ロイド・フォージャー」コードネーム<黄昏>は実は西国の凄腕スパイ。
母親役の「ヨル・ブライア」コードネームは<いばら姫>は幼少のころから殺人述を叩き込まれた凄腕の殺し屋。
娘役の「アーニャ」は孤児院で育てられた人の心が読めるエスパー。
ペットの犬は軍事研究の実験体で予知能力を持っています。。
こんな設定で組織からのミッションを遂行するのですが、シリアスなミッションに加えてそれぞれが素性を明かせない故のユニークなストーリー展開がとても楽しい作品となっています。
2022年にはアニメ化が決定され、とても注目が集まっています。
2【登場人物】
ロイド・フォージャー(主人公:敏腕スパイ)
表向きは精神科医の肩書で実は敏腕スパイである「ロイド・フォージャー」(実はミッション用の名前)は「黄昏」という暗号名をもち、平和のためにひたすらに任務の遂行に尽くすWISE(西国情報局)のエージェントです。
物語で与えられたミッションで学校に偽りの家族を作り子供を入学させることになり父親を演じることになります。
偽りの家族を作るために孤児院で「アーニャ」を引き取り、また母親役として「ヨル・ブライア」偽りの夫婦となりミッションの遂行に励みます。
ロイドがスパイになった理由というのがかっこいいですね。
「子供が泣かない世界、それを作りたくてオレはスパイになったんだ」
アーニャ・フォージャー(ロイドの偽りの娘:エスパー)
とある組織の実験で偶然人の心を読むことができる超能力を持ったアーニャは4回里子に出され施設も転々として育ちました。
そこへロイドがミッションの為に学校に入学させるための偽りの娘を探しにやってきます。
ロイドに引き取られ、超能力でロイドがスパイであることに気づき退屈していたアーニャは気に入られようと気を引きつついつしか「ちち」と慕うようになります。
ヨル・ブライア(偽りの母親:凄腕の殺し屋)
ロイドは偶然洋服屋で出会った「ヨル・ブライア」を成り行きとアーニャの後押しもありパーティに誘います。
表向きは市役所の事務員ですが「ヨル」は幼少のころから組織に殺人述を叩き込まれており「いばら姫」のコードネームを持つ凄腕の殺し屋でした。
その後お互いの利害が一致することで偽装夫婦関係が成立します。
凄腕の殺し屋と言えばクールなイメージがありますが「ヨル」はとても天然でおっとりした設定なのがとても惹きつけられます。
アクションありコミカルありの爽快感のある展開で嫌な気分も吹っ飛ぶ面白さです。そしてアーニャの愛くるしさで是非癒されてくださいね。
3【SPY×FAMILY】のデータ
作者【遠藤達哉】
出版社 【集英社】
掲載誌 【少年ジャンプ+】
連載期間【2019年~】
コミック(執筆時点)8巻・継続中】