【葬送のフリーレン】のあらすじと感想。魔王討伐後のストーリー。
目次
1.【葬送のフリーレン】作品紹介
葬送のフリーレンは週刊少年サンデー掲載の冒険ファンタジー漫画です。
このマンガがすごい!2021』オトコ編 2位、『全国書店員が選んだおすすめコミック2021』2位、『マンガ大賞2021』の大賞を取得した作品です。
魔王討伐後から始まるという斬新なファンタジー漫画です。
2.【あらすじと感想】
ロールプレイイングゲームように主人公の勇者が魔王を倒しに道中知り合った仲間とパーティを組んで旅をする冒険物語はいくつかありましたが、ラスボスの魔王をたおして終わるのがパターンです。
しかし、この「葬送のフリーレン」は魔王を倒して勇者一行が故郷に凱旋するところから物語が始まります。
そして、この作品の主役は勇者ではなく魔法使いであるエルフの女の子です。
主人公フリーレンはエルフなので人間よりも寿命がはるかに長く既に1000年以上生きています。
50年に一度訪れる流星群「半世紀流星(エーラりゅうせい)」をもっときれいに見ることのできる場所で再び集まって見る約束をして別れます。
そして50年が経ち、久しぶりに再会した仲間は年老いてしまっているのに比べてエルフであるフリーレンは1000年以上生きており、50年前とも変わらないので相当な寿命なのでしょう。ほとんど変わりありません。
やがて一緒に冒険した勇者のヒンメルは亡くなっていきます。
その時フリーレンは一緒に冒険したヒンメルの事を何も知らないことに悲しみを覚えます。
人間の寿命があまりに自分と比べて短いこともあり人間について無頓着だったことに気づくのでした。
そして僧侶のハイターが引き取って一緒に暮らしていた戦災孤児のフェルンを弟子にしてフリーレンは人間の事をもっと知るための旅に出かけます。
こうして新たに旅を始めるフリーレン。
この先の旅で何が待ち受けているのでしょう。
3.【登場人物】
フリーレン
主人公でエルフの魔法使いの女の子。
見た目は少女だが、1000年以上生きており、魔法集めが趣味。
クールな性格の割に生活はだらしないところがあり弟子のフェルンに面倒を見てもらう事もしばしば。
フェルン
僧侶のハイターが南側諸国で戦災孤児だったところを引き取って面倒を見ながら一緒に暮らしていた女の子。
ひとりで生きられるようになるためにも魔法を覚えようと日々努力していた。
ハイターはフリーレンに弟子にしてやって欲しいと願い出て一緒にフリーレンと旅をすることになります。
ヒンメル
魔王討伐一行のリーダー的立場で勇者。
50年後に再開したときは小さな老人になっていた。
それにしても50年の間に綺麗にすっかり剥げてしまい、身長もフリーレンより低くなってたのには驚きですね。
ハイター
魔王討伐一行の僧侶。
酒が大好きで身を壊してしまう。
老いて酒の飲みすぎで身体を壊し禁酒することに。
幼かった戦災孤児のフェルンを引き取って一緒に暮らしていました。
アイゼン
魔王討伐一行の戦士でドワーフ。
他の仲間よりは変化はありませんでしたが、既に戦列の前にでて斧を振ることは出来なくなっていました。
4.【葬送のフリーレン】のデータ
原作【山田鐘人】
作画【アベツカサ】
出版社 【小学館】
掲載誌 【週刊少年サンデー】
連載期間【2020年~】
コミック【(執筆時点)6巻・継続中】